新商品を紹介する、自分の体験を言葉にして、新商品のよさをみんなに伝えたい。
でも。
くやしいけれど言葉では伝えきれないことがある。
今、商品が売れない時代なのだという。かわりにサービスに消費者がお金をかける時代へシフトしているのだと。
サービスを言葉だけで伝えきれるか。
私は、文章で勝負している(何と勝負してるのかはしらん←ここらへんがてきとーだから説得力のない文章になるんだわね)つもりだが、たとえば、結婚式 二次会の楽しさをどう伝えるか?
動画投稿なら、一目瞭然だわね、参加者が盛り上がる二次会の動画を店内の様子とともに伝えるー説明なんかいらない。
でもねっ、動画撮れない時代遅れ人間、あえて、
動画投稿に挑むわ。ちょっと待っててね、負けたくないわ、まじでっ!
二人を待つ間、店内を渡されたカクテルをチビチビ飲みながら見渡す。豪華ではないが、ゆったりした清潔感あるれる空間に花のアレンジがかわいらしい。
Aちゃんらしい空間だなと思う。出席者がほぼ顔をそろえた。人が入って狭くもなく、かといって間延びするほど広すぎない、計算しつくされた空間である。知らない人に声を自然にかけられる、そんな間隔。
「いい雰囲気ですね」
となりにいた同世代の女性に声をかけられる。
「ええ、ほんとに。天井が高くて、圧迫感もないですね」
知らぬ者どうしの会話なんてしょせんこんな程度かな。これでは期待していた出会いも今回もなしかなーなんて思ってると、時間だ。会場の照明が落ちる。
ワンピース風の軽やかな衣装に着替えた花嫁のA子は、嬉しそうにBくんに寄り添って会場入り。ススポットライトの中の二人はいつもと別人にみえた。
出会いもないのに
「結婚なんてめんどーなだけー」
とうそぶいている私だが、本音がでる。持っていたカクテルを思わず一気に飲んでしまった。スポットライトの二人の世界に見入る。いいね、結婚、プハー。
「おかわり、どうぞ」
後ろからカクテルを持った手がのびる。ん?ありゃ、Dさん。会社の同期だ。カクテルのせいかなー、やさしい声かけられたせいかなー、Dさんがちょっとかっこよくみえる。単なる仕事仲間としか思ってなかったんだけどなぁ。
「Dさんて、こんなにかっこよかったっけ?」
受け取ったカクテルをぐいっとのんで、会社ではありえないことを口が勝手に。うわっ
「衣装とこの雰囲気のせいで、そう見えるだけでしょ。そういうCさんも、随分いつもよりぶりっこじゃないですかね?」
ちょっと皮肉いりでDさんがにやり。やられたなぁ。応戦しようにもカクテルがなきゃ、強気になれない。
「だめ。悪いけど、酔っ払いを送る気はないから。同期でお互いの経済力はわかってるからねぇ。二次会終わったら、さっさと歩けるうちにお帰りくださいな」
「冷たいわねぇ」
「先輩ならかっこつけるとこだけどさ」
「ほぉ〜、後輩ならかわいいわけだ、年齢ってそんなにこだわんなきゃいけないもの?」
「うわっ、からみだした。やっかいだから、さいなら」
Dさんは人ごみのなかに消えた。ま、出会いなんてそんな簡単にあるもんじゃないわよ。会場の中心のAちゃんがまぶしかった。
ふと気付くと、私は大きな背中に背負われてひんやりした夜風にふかれていた。Dさんの背中だった。Dさんがポツリともらした。私が起きたのを知っているのか知らないのか
「Cとなら…」
それ以上ききとれなかった。また私は背中で眠ってしまったようだ。
ぜぇはぁ。これが精一杯だっ。
これで二次会の会場の雰囲気をお伝えしたつもりなんじゃが。いいなと思ったら、早速予約だ。動画を見て
結婚式 二次会予約が入れば、
動画投稿したひとに報酬が入る。私の文章で予約が入れば、私に報酬がはいる。さぁどっちで予約するっ!?
って会場の雰囲気がわかるのは動画に決まってるじゃん。私の文章はちんぷな恋愛ロマンスもどきになって会場の描写がどこかにすっとんでしまってるでしょが…アホやなぁorz。

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